本棚や物置棚に、余ったスペースはありませんか。
わが家に元からついていた棚は、稼働棚方式でサイズに応じて棚の場所を変えれます。
棚に収納していくと少し高さのスペースが余るので、棚を追加すればもっと物をおけるんじゃないかと思いました。
新しく本棚を買ったりするよりも、今あるスペースを有効活用できるのが特徴です。
棚板の種類が2つあり、それぞれの方法で棚板を追加しましたのでご紹介します。
この記事は、こんな人におすすめです。
・収納スペースがたりない。
・今ある本棚や物置棚に、さらに収納を増やしたい。
・棚板を追加する方法や注意点を知りたい。
すでに棚受けがある、ダボ穴があるなど稼働棚になっていれば、最小限の手間で棚板を追加することができます。
マンションや戸建ての建具などで、最初からダボ穴やダボレールがついていれば同じように追加できます。
キッチンの吊戸棚やカップボード、下駄箱、ユニットシェルフ、カラーボックスなどでも、棚が可動式であれば同じように増やすことが可能です。
家を傷つけることはないので、賃貸でも問題ありません。
作業難易度 | 簡単 |
道具 | のこぎり(自分で切る場合) |
作業目安 | 1時間 |
用意するもの | ・棚板 ・棚ダボ(棚の種類により使い分け) |
費用 | ¥2,000~ぐらい(棚のサイズによる) |
棚板を追加する
まずは棚を追加する場所を確認します。そして今ある棚を外して、サイズを測ります。
この同じサイズの棚板を準備することになります。
棚ダボを準備する
棚ダボは、棚板を受ける金具、部品です。
一番確実なのは、今の棚ダボと同じものを準備することです。
わが家で追加した2種類の棚は、どちらも元と同じ棚ダボを使っていません。
理由は、1つはダボレールが同じものが見当たらず、同じ棚ダボを見つけれなかったことです。
こちらは穴に入りそうな似た商品を購入して、入れたものの斜めになっていたので無理やりダボ金具を曲げて大体まっすぐ気味にしました。
棚板を置いたら、がたつくことがなかったので良しとしてます。
もう1つの棚では、棚ダボを受ける棚板側に切り欠き加工がしてあり、この加工は大変なので違う棚ダボを選択しました。
棚ダボによっては、用意する棚板のサイズを調整する必要あるため、先に棚ダボを決めてしまいます。
差し込んだダボの上に棚板を載せるだけのタイプであれば、奥行きは気にする必要はなく、同じサイズで大丈夫です。
ダボレールがあって、そこを棚ダボを差し込むものもこのタイプになります。
一方、奥行を調整する必要があるのは、棚ダボの前側に、ずれ止めの部品があるものなどです。
今回は下のダボを使いました。色が半透明で見た目の主張がなく、サイズも小さくでいい感じです。
棚板が前に動くのがイヤだったため、止めがあるタイプになります。
また、丸いダボ穴に入れるタイプは、穴のサイズが直径3mmか5mmか測りましょう。
商品のφ(ファイ)は直径のことです。
棚板を準備する
棚板の厚みは、載せるものによりますが、全く同じでなくても大丈夫です。
分厚いほど丈夫ですが、高さもとることになりますし、値段もあがります。
わが家では元が20mmの厚さの棚板でしたが、15mmの板にしてますが問題ありません。
板のサイズ合わせは、私はホームセンターでメラミンの化粧板を切ってもらいました。
メラミン化粧板は、表面がきれいで、硬さが適度にあるため、長年使っていても削れやかすれ、はげが出ていません。
一方、木材の上に元から塗装された板を別の棚で使っているのですが、経年劣化で端っこがはげてきていますので、メラミン化粧板はおすすめです。
ネットでサイズを指定して注文することも可能です。
棚板を切断すると、板の横側は木材が出た切れ目になりますが、棚板のため外から見えることはありません。
設置して完成!
ダボをはめて、上に棚板を置けば完成です。
棚板が前ズレしないようになっているダボの方は、棚板サイズをまちがえてダボの止め部分と重なってしまったため、棚板に切り欠きを追加して合わせました。
切り欠きを入れるのは手間なので、サイズをちゃんと考えて切ればよかった・・・
まとめ
今ある収納の棚が稼働式であれば、棚板を追加するだけで収納アップします。
新しい棚などで場所を取られることがないのがいいですね。
今回調べてみると、可動棚でない棚でも棚板を追加できるようにするものがありました。
なかなかのアイデア商品ですね。機会があれば使ってみたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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