輪っかタイプの自転車の鍵のつまみが割れてしまいました。
日の当たる所に停めているせいか、プラスチックの部品が劣化したみたいです。
カギは開け閉めできるものの、動かしにくくイマイチです。
お金をかけず、かわりの部品を使って自分で修理することができました。
この記事はこんな人におすすめです。

・自転車のカギの壊れたつまみを修理したい
・鍵の開け閉めがしにくく困っている
・お金をかけずに修理したい
作業難易度 | 簡単 |
道具 | ペンチかマイナスドライバー 瞬間接着剤(サイズによる) 捨てるビニール傘 |
作業目安 | 10分 |
費用 | \0 |
修理したのは、自転車の後輪につけている、輪っかタイプのカギになります。
サークル錠、ディンプルキーリング錠とも言うそうです。
鍵をまるごと交換するより、全然いいです。
ちなみに鍵のつまみ部分だけ売っているか、ネットやホームセンターで探してみましたが、売っていませんでした。
自転車のカギの状態
自転車のカギの、手でもって開け閉めする灰色プラスチックの部品が欠けています。
前にも別の1台で同じような状態になったので、割と劣化しやすいのだと思います。
自転車を買って3年たってないぐらいですが、屋根のない太陽にあたる場所においているので経年劣化が進んだのだと思います。

鍵をまるごと交換すればもちろん直りますが、鍵としては問題ないので、なんとかこのツマミだけを直したい所です。
直したいけど、例えばグルーガンで補強してもたぶん強度がたりない。
同じ程度の穴があいていて、ある程度強度がある替わりのモノがないかなと探していました。
自転車のカギのつまみの修理
ある時、壊れた子供のビニール傘をゴミで捨てる時に、ふと気づきました。
この傘の開いたところの先っぽの部品、ツマミとして使えるんじゃないかと!
この部分、露先と言うらしいです。

まず傘に引っ掛けてある先っぽの部品を、傘の骨から外します。
その後、周囲をハサミで切り取りました。
ビニール傘ですので、普通のハサミで切り取れました。
そして、糸でくくってある部分を、ハサミで切ってキレイにしました。

自転車カギ側のつまみは、私は手持ってグリグリとすれば取れました。
手で取れなければ、ペンチやドライバーで引き上げれば取れると思います。

二つの部品を比べると、同じような穴が開いています。

後は自転車のカギに取り付けるだけです。
わが家の自転車では、新しいツマミのほうが少し穴のサイズが広く、そのままでは抜けてしまう状態でした。
そのため、100均の接着剤をツマミの穴に流してくっつけました。

しっかりくっついて、動きも気になりません。
むしろ今までよりもツマミが大きくなり、動かしやすくなりました!
子供用のビニール傘からとったため、見た目も何だかかわいらしくなりました。
鍵が固くて動かしにくい場合も、交換すると楽になるかもしれません。
その場合、シリコンスプレーなどを鍵の可動部にかければ、動きもスムーズになります。
(※シリコンスプレーをかける場合、ブレーキにはかからないようにしましょう)
まとめ:自転車のカギのつまみを修理する
自分で自転車のカギのつまみを修理できました。
今回は子供用のビニール傘を使いましたが、コンビニや百均で売っているビニール傘の部品も同じ構造なので、利用できます。

家族には喜んでもらえ、捨てるモノを利用してお金もかからず、いい仕事しました!
お困りの人はご参考になれば(^^)
ちなみに下↓のPanasonicのサークル錠であれば、つまみがしっかりしてて劣化しにくそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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