本棚や物置棚に、余ったスペースはありませんか。
わが家に元からついていた棚は、稼働棚方式でサイズに応じて棚の場所を変えれます。
背が低い本やCDなどを収納すると少し高さのスペースが余るので、棚を追加すればもっと物をおけるんじゃないかと思い、棚板を自分で追加しました。
新しく本棚を買ったりするよりも、今あるスペースを有効活用できるのがいいです。
また、棚板とダボを買うだけなので、費用面でも安く済みます。
自分が追加したものは棚板を乗せるタイプが2種類あり、それぞれの方法でやってみたのでご紹介します。
この記事は、こんな人におすすめです。
・収納スペースがたりない。
・今ある本棚や物置棚に、さらに収納を増やしたい。
・棚板を追加する方法や注意点を知りたい。
すでに棚受けがある、ダボ穴があるなど稼働棚になっていれば、最小限の手間で棚板を追加することができます。
マンションや戸建ての建具などで、最初からダボ穴やダボレールがついていれば同じように追加できます。
キッチンの吊戸棚やカップボード、下駄箱、ユニットシェルフ、カラーボックスなどでも、棚が可動式であれば同じように増やすことが可能です。
家を傷つけることはないので、賃貸でも問題ありません。
作業難易度 | 簡単 |
道具 | のこぎり(自分で切る場合) |
作業目安 | 5分~1時間 |
用意するもの | ・棚板 ・棚ダボ(棚の種類により使い分け) |
費用 | ¥2,000~ぐらい(棚のサイズによる) |
棚板を追加する
棚ダボを準備する
棚ダボは、棚板を受ける金具、部品です。
一番確実なのは、今の棚ダボと同じものを準備することです。
わが家で追加した2種類の棚は、どちらも元と同じ棚ダボを使っていません。
1つはダボレールが同じものが見当たらず、同じ棚ダボを見つけれなかったことです。
こちらは穴に入りそうな似た商品を購入して、入れたものの斜めになっていたので無理やりダボ金具を曲げて大体まっすぐ気味にしました。
棚板を置いても がたつきはなかったので、使う分には気になりません。
もう1つの棚では、棚ダボを受ける棚板側に切り欠き加工がしてありました。
この加工を棚板にするのは大変なので、元々付いていたのと違う棚ダボを買いました。
棚ダボによっては、用意する棚板のサイズを調整する必要あるため、先に棚ダボを決めてしまいます。
差し込んだダボの上に棚板を載せるだけのタイプであれば、奥行きは気にする必要はなく、同じサイズで大丈夫です。
ダボレールがあって、そこを棚ダボを差し込むものもこのタイプになります。
一方、奥行サイズを調整する必要があるのは、下の写真のように棚ダボの前側にずれ止めの部品があるものなどです。
今回は下のダボを使いました。色が半透明で見た目の主張がなく、サイズも小さくでいい感じです。
棚板が前に動くのがイヤだったため、このタイプを使ってみました。
また、丸いダボ穴に入れるタイプは、穴のサイズが直径3mmか5mmか測りましょう。
商品に記載されている「φ(ファイ)」は直径のことです。
棚板を準備する
棚を追加する場所を確認します。そして今ある棚を外して、サイズを測ります。
基本は同じサイズの棚板を準備します。
棚板の厚みは、載せるものによりますが同じでなくても大丈夫です。
分厚いほど丈夫ですが、高さもかさみ、値段もあがります。
わが家では元が20mmの厚さの棚板に対して、15mmの板を追加しましたが問題ありません。
サイズにあわせた棚板の切断は、私はホームセンターでメラミンの化粧板を切ってもらいました。
メラミン化粧板は、表面がきれいで硬さが適度にあるため、長年使ってもかすれやはげが出ていません。
一方、木材を塗装した棚板も使っているのですが、こちらは経年劣化で端っこがはげてきていますので、長く使うならメラミン化粧板はおすすめです。
棚板はネットでサイズ指定して注文もできるので便利です。
下の商品はメラミン素材です。
棚板を切断すると、板の横側は木材が出た切れ目になりますが、棚に置くと外からは見えないので気になりません。
設置して完成!
ダボをはめて、上に棚板を置けば完成です。
私の失敗ですが、棚板が前ズレしないようになっているダボを使った方は、棚板サイズをまちがえてダボの止め部分と重なってしまったため、棚板の端っこに切り欠きをして合わせました。
切り欠きを入れるのは手間なので、サイズをちゃんと考えて切ればよかった・・・
まとめ
今ある収納の棚が稼働式であれば、棚板を追加するだけで収納アップします。
新しい棚などで場所を取られることがないのがいいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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