わが家の納戸物置は玄関横にあり2畳ほどのスペースです。
収納力を増やすため、天井スペースを有効活用した収納を作成することにしました。
おもにスキー・スノーボードの板や釣り竿など長いものを保管するのに使っています。
この記事は、こんな方におすすめです。
・天井に収納スペースを作りたい
・天井を有効活用したい
・軽く動かせる可動式にしたい
天井の下に2本の棒を通すことで、収納スペースを作ります。
また、天井からものをぶら下げることができるようになったため、
洗濯物をぶら下げたり、干し柿や玉ねぎをぶらさげたりと、ちょいちょい便利に使えています。
作業難易度 | 少し手がかかる |
道具 | ・ドリルドライバ ・ホールソー ・のこぎり ・のみ ・ペンチ ・下地探しどこ太/下地センサー |
作業目安 | 約4時間 |
用意するもの | ・木材1×4(1,820mm) …2本 ・木材2×4(600mm)…1本 ・ステンレスパイプ…2本 ・100均の木目調シート ・100均のスポンジクッション ・100均のL型のアングル …8本 |
費用 | \4,000 |
ステンレスパイプ2本を天井の下に通し、それをつかって物を収納します。
最初は天井からパイプをぶら下げようかと考えていましたが、天井の石膏ボード裏の軽天は重いものをぶら下げるには不安があるとわかったので諦めて、壁から支える方法にしました。
壁から支えるとして、その材料を木材にするか、ステンレスの丸パイプまたは角パイプにするか迷いました。
見た目は木材が好きなのですが、強度が心配でした。
実際ホームセンターで同じ太さで2mぐらいの木材とステンレスパイプを押して比べると、ステンレスの方がたわみが全然少なく安心感がありました。
木材だと太く重くなってしまうため、迷いましたが結局ステンレス製にしました。
丸パイプ・角パイプについては、丸パイプの方がホームセンターで取り扱いが多いこと、パイプを受ける木材の加工が丸形の方が加工しやすいこと、後でフックをかける場合も丸形のほうがしっくりくるので、丸パイプにしました。
部材の準備
スキーやボードのサイズや、収納や取り出しのしやすさを考えて、天井に通すステンレスパイプを取り外しや移動できるようにしています。
また、収納するものが変わったときに設置場所を動かせるようにしました。
用意する部品は大きく3つに分かれます。
- ①天井に通すステンレスパイプ 2本
- ②パイプ受け:ステンレスパイプを受ける2×4の角材 4つ
- ③2×4の角材を支える、壁に取り付けする1×4
①ステンレスパイプ
ステンレスパイプは、購入したホームセンターで切断してもらいました。
切断できないホームセンターもあり、できる所でも店員さんがしてくれる店と、自分でする店があります。
壁の幅から他の部材分を差し引きしてサイズをとるため、ある程度構成が見えてから、切断してもらいました。
ステンレスパイプのままでは味気なく、ウッディな感じが好きなため木目調シールを使いました。
100均の木目調カッティングシートを貼りました。
横長のシートが売っていましたそれを使います。
若干張るのに失敗してよれてしまいましたが、天井付近に置くので目立たないと思い、気にしないこととしました。
②パイプ受け
パイプを受ける部材のため、2×4材を切断し4つ作ります。
ホールソーで真ん中あたりまで穴をあけ、残りはのこぎりで切れ目を入れます。
ノミを使用して、切り欠きを作ります。ホールソー使用のときの穴が開いてしまっていますが、この部分は完成すると見えなくなってしまうため、気にしないことにします。
今回は、切り欠きの直線部分はマルチツールを使って切断しました。
そのおかげでかなり楽に切断できました。
便利そう&なんだかカッコいいと思って買ったまま使ってなくて、ようやく日の目を見ました!
壁に固定する1×4材に引っ掛けるフックをネジでつけます。
このフックは100均のL型アングルを曲げて作成しました。
薄い金属ですが、曲げるのはなかなか大変でした。
ただその分、支える強度としては問題ないと思えました。
1×4にかけてみて、いい具合になっています。
それぞれのパイプを引っかける部分に、100円ショップのクッションを貼ります。
これにより、パイプのがたつきがなくなり、安定します。
③壁に固定する1×4
壁に打ち付ける1×4材を作成します。
パイプ受けのフックをひっかけるため、壁から少しだけ離して固定させることが必要です。
そのため、木切れを木工ボンドでとり付けます。
この木切れの取り付け位置は、後で壁に取り付けるときに石膏ボードの裏の木材の位置と同じになるようにしておきます。
重量物を支えるので、石膏ボードの後ろに木材がある位置を調べて、そこに1×4を打ち付けます。
同じ高さになるように水平器を使いながらの作業となります。
もう片方も同じ用に下地がある場所に打ち付けます。
両方の高さが同じになるように調整します。
高いところでの作業がつらい・・・
取り付け
両側の壁に1×4が取付けできましたので、1×4にパイプ受けをセットします。
次にパイプ受けにパイプをセットします。
左右の取り付け位置を調整して水平になっているかをみます。
重さもかけてみて、大丈夫そうです。
まとめ
以前はスキー・スノーボードの収納は2階の部屋に置いてました。
出かけるたびに下ろして上げてというのも面倒でしたが、それが改善されました。
天井付近のパイプ設置でその周りも別の収納物で狭いため、スキー板の取り出しの際にパイプを動かせるのが便利です。
木材でなく鉄パイプのため、強度が強く、軽いため扱いやすいです。
木材にこだわらなくて本当に良かった。。。
ご参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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