設置して10年以上になるエアコンを使う季節になると、カビ臭いようなにおいがしていました。
自動お掃除機能があるものの、内部を見ると汚れが目立ってきていました。
汚れにより、電気代もかさみます。
思い切って、自分で丸洗いクリーニングしてみました。
この記事はこんな人におすすめです。

・エアコンを自分で掃除したい
・道具や手順を知りたい
・エアコン洗浄スプレーを使っても大丈夫か知りたい
・エアコン洗浄カバーを使ってみたい
作業難易度 | 普通 |
道具 | 脚立や椅子など バケツ 新聞紙やビニールなど汚れ防止用 |
作業目安 | 2時間 |
用意するもの | エアコン洗浄スプレー(あってもなくても) 噴霧器(霧吹きスプレーなど) エアコン洗浄カバー |
費用 | \3500 |
丸洗い掃除したエアコンは、三菱霧ケ峰です。
自動お掃除機能がついています。
13年使っており、フィルターやゴミ取りカートリッジはときどき掃除していますが、それ以上は掃除したことはありません。
自分でしてみた結論としては、キレイになってやって良かったです。
業者に頼むと、10000円~20000円程度はかかるようです。
作業の詳細を写真付きで書いてますので、自分でされる方のご参考になれば幸いです(^^)
エアコン洗浄スプレーは使って大丈夫?
エアコン洗浄スプレーを使いましたが、ネット情報では使用してはいけない、との記事を見かけます。
主に以下のような理由です。
①②は、スプレーでは汚れがとりきれなかったり、スプレーの成分のためと思われます。
市販の洗浄スプレーを使った感想として、かなり容量がありますが1本だけでは足りませんでした。
私の場合、洗浄スプレー後に水シャワーをたくさん吹きかけてキレイにし、よく乾燥させましたので、これらは解消しています。
③④は、自分でする場合は受け入れるしかありませんね。
業者が実施しても同じリスクはあります。
掃除後の乾燥は大事だと思います。
エアコンの丸洗い掃除の準備
道具の準備
エアコン丸洗い掃除をするための道具類です。
まず、エアコン洗浄スプレーと、洗浄カバーです。
洗浄カバーは、商品説明では1~3回使えるとのこと。
とりあえず今回1回使いましたが、乾かしてキレイになったので、まだまだ使えそうです。
ビニールなどで一生懸命カバーするよりも、簡単に丸ごとかぶせれます。
また、汚れが一か所にたまって流れるようになっている優れものです。
エアコン洗浄で水をかける場合、カバーはかなりオススメです。

エアコン洗浄カバーを取り出した全体です。
右側のエアコン室内機にかぶせるところにゴムがついていて(右側)、エアコンにピッタリ取り付けれるようになってます。

使った噴霧器(タンク容量4リットル)です。
手動でポンプを動かして、水圧でエアコンに水を吹きかけれます。
本来は農薬の散布に使うものですが、ノズルで水の勢いを調整できるため、ちょうど良い水圧で吹きかけれます。
工進(KOSHIN) 蓄圧式 噴霧器 HS-401Eという商品を買いました。
値段も1600円程度のため、エアコン洗浄にオススメです!

掃除するために部品の取り外しする
エアコンの掃除をするため、説明書の手順にあるレベルで部品を外していきます。

エアコンのカバーを左右から持ち上げて、中身が見える状態にします。

フィルターやおそうじカートリッジを取り外します。
ここまでの掃除は普段から時々しています。

風向きを変えるフィンの一部を外して、中身が見えるようにします。

外から見ても結構汚れているのがわかります。
この状態で目に見える場所の汚れやホコリは、雑巾や掃除機でキレイにしておくのがいいと思います。
汚れの確認
上部の冷却フィンのところです。
ホコリがたまっています。
掃除機で吸い込みを試みましたがノズルが入りにくいこともあり、ほとんどキレイになりませんでした。

下側の吹き出し口の奥の風を送るファンも、かなり汚れています。

これだけよごれていれば、臭いもするし、冷暖房効率もよくないでしょう。
エアコンの丸洗い掃除をする
丸洗いするにあたり、まず最初に、エアコンのコンセントを外しておきます。
エアコンにカバーをかける
水で丸洗いするため、エアコン本体をすっぽりとつつむ、専用のエアコンカバーをかぶせます。
併せて、床や壁なども水がかかっても大丈夫なように、新聞紙やカバーを置いておきます。

戦場カバーの下側はホース状になっているため、バケツにはいるように調整します。
少し長かったので、ハサミで切りました。

これで準備はOK!
エアコン洗浄スプレーで掃除をする
第一段階として、エアコン洗浄スプレーを使って掃除をします。
スプレーをする前に、窓を開けて換気されている状態にしましょう。
最初は上部の冷却フィンにかけます。
次に下側の吹き出し口の回転するファンも掃除しておきます。
スプレーが結構いい勢いで出てくれるので、汚れがとれて流れていきます。

水で丸洗いする!
エアコン洗浄スプレーを1本使い切った後は、汚れの残りを噴霧器を使って洗い流します。
ポンプを上下に動かして、中に空気をため、その勢いで水がでます。
なかなかのアイデア商品ですなあ、これは・・・
まず洗浄スプレーをかけた、上側のフィンのところに水を吹きかけます。

噴霧器から出る水の勢いは、洗浄スプレーの噴射よりは少し弱い感じです。
次に下側の送風ファンの掃除をします。
見えている奥に送風ファンがあるのでここにたくさん水を吹きかけます。
送風ファンが勝手に回ってくれるように水をかけるコツを掴むと、掃除しやすかったです。

エアコン洗浄カバーのホース部分を伝って、どんどん汚れが流れていきます。
すごい汚れの量がとれていきます。

丸洗い洗浄が完了
上側のフィンの写真です。
積もったホコリがきれいに取れています。

エアコン下部、吹き出し口もキレイになっています。

全体的にすっかりきれいになりました。

私の場合、このあと3時間ほど放置して乾燥させました。
フィルター等を付けた後、コンセントをつなぎ、送風で2時間以上動かしました。
かび臭いようなにおいもなくなり、スッキリしました!
まとめ:エアコンを自分で丸洗い掃除する
無事、自分でエアコンを丸洗い洗浄できました。
噴霧器とエアコン洗浄カバーを使って、快適に掃除できました。
臭いと汚れがすっかりなくなりました。
ただ天井近辺での作業であることもあり、なかなか暑いです。
エアコンを使わない涼しい季節の掃除をお勧めします。
お掃除は計画的に!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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