台所から、「キッ」とも「キュッ」とも聞こえる虫の鳴き声のような音がずっと聞こえると相談を受けました。
いろいろな場所を探しても、どこにも見当たらない状態でした。
結論としては火災報知器の音だったのですが、なかなかわからずにいろいろと調べました。
音が聞こえて不安になっている人に参考になれば幸いです。
この記事は、こんな方におすすめです。
・部屋の中から、謎の音がずっと聞こえるけど何コレ?
音の特徴と調査方法
台所についていた火災報知器の音だったのですが、このような特徴がありました。
同じパターンであれば可能性が高いです。
- 等間隔で音が鳴る(この時は約50秒)
- 「キッ」「キュッ」というやや高めの音
- 虫の鳴き声のようにも聞こえる
- 体育館で運動したときのシューズのグリップ音に似ている
- 電気器具のコンセントを抜いても音が鳴る
- ブレーカーを落としても音が鳴る
- 時計などの電池で動く機械はない
- 水道やガスは使っていない
動画で聞くと「ピッ」っと聞こえますが、実際に聞いた音は「キッ」という感じでした。
おそらく、電池が切れかかっている影響でそんな音になっていると思われます。
火災報知器で音がなるケースがわかっていれば、それから調べたらよいですが、
それが原因でない場合も、音のなる間隔を時計で計って確認するのがいいと思います。
人間の感覚はいい加減なもので、今回の相談をくれた人は「鳴ったり鳴らなかったりする」「音の間隔は一定ではない」と言っていました。
しかし実際にタイマーで計ると、50秒程度の等間隔でなっていました。
また、私自身は床付近から音がなっているように感じたのですが、実際には天井近くでなっていました。
火災報知器の状況と交換
火災報知器は、天井付近についています。
住宅用火災警報器の寿命は10年が目安のため、音が鳴るようになっていました。
正面のテストボタンをポチっと押しても同じ音がでることがわかりました。
なっている音の表現としては「キュッ」「キッ」「ピッ」といった感じの音です。
裏側を開けましたが、交換できるタイプの電池ではありませんでした。
自分の家の火災報知器もよく見るとテストボタンがついてました。
謎の音の正体:まとめ
謎の音は火災報知器の期限切れの音でした。
寿命は10年のため、交換時期になっていると思われます。
なお、賃貸の場合は大家さんが変えてくれることもあるそうなので、管理会社に相談するのもよいと思います。
持ち家の場合は、自己管理となりますので万一に備えて適宜交換しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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