【DIY】配管に電話線・LAN線を簡単に通す方法をやってみた

配管CD管にで電話線LAN線を通す方法 DIY

屋内でLAN線、電話線を通す配管(CD管)に配線を通しましたので、その方法をご紹介します。
専用の道具は使わず、掃除機を使って先に荷造りひもを通すことでうまくいきました。
この記事は、こんな方におすすめです。

・配管に電話線やLAN線を通したい
・お金をかけずに簡単に通す方法を知りたい

わが家は戸建てです。2階の屋根裏から1階までのCD管が通っており、その中に電話線を自分で通しました。


通した理由は、インターネットにつなぐSoftBank Air の通信状態が良くなくて、高い所に置いたほうが電波受信レベルが良かったため、通信する装置(Air ターミナル)を屋根裏に置きたかったためです。
電話もSoftBank Airを利用しているため電話機まで線を通す必要があり、設置してあったCD管の中を屋根裏から電話機まで10mの電話線を通しました

作業難易度簡単
道具・掃除機
作業目安約30分
用意するもの・荷造りひも(100均)
・養生テープ
費用¥200ぐらい

配線を通す

屋根裏のCD管に接合部(カップリング)があったので、力をいれて接合部をひねると外れました。
幸いCD管の中は何も入っていません。もし入っていたら追加で入れるのは難しいため、最初に既存の線をとる必要があります。
この配管に電話線を通しますが、電話線を手で押しこんでも50cmほどしか進みませんでしたので、吸引アプローチをします。
後の作業のため、CD管をできるだけ真っすぐになるように配置しておきます。

屋根裏のCD管の結合部をはずす


1階のコンセントの所にCD管がきているはずなので、コンセントカバーをはずします。
奥をライトで照らすと、ほんの少しCD管のオレンジが見えました。
CD管に荷造りひもを押し込みます。掃除機で吸ったときに圧がかかり吸い上げられるイメージで、少しひもの先を折りつつギュギュっと押し込みました。
コンセントの電源部分には触らないように注意します。

コンセントの裏にあるCD管

ひもを押し込んだ後、反対側から掃除機で吸い込みます。私の場合は、屋根裏側から掃除機ですいこみました。
掃除機はご家庭用のごみパックを使う昔ながらの掃除機です。
吸い込み圧がかかるように、掃除機先端の余分な穴を手でふさいだりしながら吸い込みました。
配管の反対側では、吸い込まれる音と、空気が吸われる流れが少しありましたので、この配管で合っていることがわかりました。

CD管にひもをセッティング

荷造り紐はひっかかりつつも少しづつ入っていきます。
できるだけ抵抗が少なくなるように、荷造りひもをロールになっている部分から手で出してあげると吸い込みやすかったです。
掃除機とは反対側の作業になるので、子供に手伝ってもらいました。
そうしているうちに、約8mのCD管の中をひもが通ってくれました

掃除機で吸い込み、ビニールひもが手元までやってきたところ

掃除機で勢い余って吸いすぎて・・・
掃除機の本体側までひもが通ってしまいました。

掃除機で吸い込みしすぎちゃいました

次に電話線を通すため、コネクタ部分を養生テープで保護します。
うまく入らなかったときに途中で電話線側より元に戻すべくひっぱると邪魔になるコネクタが、ひっかからないようにテープをかぶせます。
テープの端が抵抗にならないように、テープのはみ出た部分はハサミできりおとします。

CD管にひもが通った状態。通すためにコネクタを保護
DSC_4240

次に、荷造りひもを電話線に結びます
途中で外れないようにかつ、結び目が大きくならないように結びます
はみ出ているひもは抵抗になるので、できるだけ切っておきます

電話線をひもでくくる

今度は反対側からひもを引っ張ります。抵抗が結構あって、途中は少し力をいれて引っ張りました。
8mでこの抵抗感であれば、もう少し長い距離では厳しいかもしれません。

ひもを引っ張る

引っ張ること8m、ついに電話線が出てきました、成功です!

電話線が出てきました

まとめ

荷造りひもと掃除機を使うことで、簡単に電話線を通すことができました。

電話線を通すの完成
コンセントカバーをかぶせて完成


ネットで調べると、環境や通したい線によってはうまくいかないこともあるようです。
もっとも注意することは、配管が狭いため途中で詰まってしまわないようにすることです。そのために、途中でひっかからないように準備をしておくことです。
電話線はLAN線と比べるとコネクタが小さく線も細いので、コネクタ付きでいけました。
不安があればコネクタ部分を切って通したほうが良いと思います。
うまく通すためのポイントを下にまとめました。

・配管にほかの線が入っていない。
・LANケーブルはできるだけ柔らかい線で、状況によってはコネクタを切ってから通す。
・電話線の場合はコネクタつきでいけるが、通りやすいようにテープで保護調整

この方法でうまくいかない場合は、電気工事士が使う専用の通線ワイヤー(呼び線挿入機)を使う方法もあります。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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