わが家では、通路の物置に折れ戸(折戸)が使われています。リビングから洗面所の動線上にあり、選択後の着替えを置くのに毎日使えて便利な半面、扉が常に開きっぱなしで通るのにじゃまになっていました。
DIYで、扉を外して間仕切りカーテンに交換した内容をご紹介します。
物置(クローゼット)の折れ戸には、こんな悩みがありました。
こういったことが、折れ戸を外してカーテンに交換することで、快適になりました。
正直、折れ戸がないことで快適になってることしかありません。
日常のプチストレス解消です。
10年近く折れ戸を使ってましたが、そもそも最初からいらなかったんじゃないかと今さら気づきました。
わが家は来客もほとんどなく、隠すときはカーテンを閉めるだけなので、見た目も全然気になりません。
カーテンに変えるのが面倒でしたら、とりあえず扉をはずすだけでも快適になります。
外すだけでももっと早くしてれば良かったなあ、と思ってます。
作業難易度 | そんなに難しくない |
道具 | プラスドライバー はさみ |
作業目安 | 約3時間 |
用意するもの | ・カーテンランナー(Amazonで購入)(普通のランナーより大きい) ・はさみで切れるカーテン (ニトリ フリーカット間仕切りカーテン(90cm×250cm 3つ)) ・端っこ固定用の木材端切れ、100均フック |
費用 | \7,000ぐらい(ランナーは安い。ほぼカーテンの費用) |
交換したのは、折れ戸の天井側にレールがついているタイプです。そのレールに、カーテンランナーを通しています。
レールがない場合、またはもっと簡単にしたい場合は、突っ張り棒+カーテンが良いと思います。
他の方法として、レールを外して市販のカーテンレールを使う方法もあります。
折れ戸のはずし方
折れ戸をはずす
わが家につけられている折れ戸は、DAIKENと書いてあり大建工業のものでした。
折れ戸ひとつで約15kgありました。はずす際は注意しましょう。
折れ戸は、天井側1か所でレールに固定されています。足元側は、レールの上に載っているだけです。端の固定箇所も含めて折れ戸全体がレール上をスライドできるため、少し力を入れると、端からはずれて折れ戸全体がレール上を動くようになります。
これは完全に外す前の通常の動きです。
次に扉の天井側についている黒い部品を分離させます。
部品にロックをしている稼働する部分がありますので、それを動かして部品と扉本体を外します。あまり力を入れなくても外れましたが、扉を倒してしまわないように注意しながら外します。
扉へのキズや破損が気になる場合は、外す前に角などを保護しておいたほうがいいです。
折戸が外れても、レール側には部品が残っています。
この部品を外すには、天井レール自体を外す必要があります。
天井レールをはずす
折れ戸がはずれたら、次に天井レールをはずします。
カーテンランナーを通すには、レールをいったんはずす必要があるためです。
ドライバーではずしていきます。
天井にあるので作業は少しやりにくいです。
ただし、レール自体はおそらくアルミでできており、軽いので取り外し自体は作業しやすかったです。
下の写真は、レールを外した後の天井側の状態です。
ちなみにわが家の折れ戸は、DAIKEN大建工業製でした。
カーテンへの付け替え
カーテンランナーをレールに取り付け
カーテンを通すために、取り外したレールにカーテンランナーを入れます。
折れ戸のレールは、重い扉を支えるために通常のカーテンレールより幅が広いです。そのため、市販のカーテンランナーではサイズが合いません。
ホームセンターやネットを探した結果、Amazonで大き目のランナーを購入してみると、うまく合うことができました。病院などで間仕切りに使うカーテンの関連商品のようです。
レールにランナーを通します。スライドさせたときの引っ掛かりもほとんどなく、いい感じです。
この状態で戻してもよかったのですが、木材の端切れと100均のフックを使用して、カーテンの端を固定する小細工をいれました。
レールにランナーを入れれば、天井にドライバーで再度固定します。
下の画像は、端っこ固定の小細工を入れる前に戻したものです。再度取り外して端っこの小細工を入れて取り付けて・・・
カーテンを取り付けする
レールを戻すと、カーテンをつけます。
今回使用したのは、ニトリの「フリーカット間仕切りカーテン」です。
ニトリの店舗が近くにあり現物をみれたこと、カーテンの高さをちょうどよいサイズに切って調整したかったため、これにしました。
使ってみると、ハサミで切りやすく、取り扱いは楽でした。
ハサミであっさり切れるぐらいですので、普通のカーテンのような分厚さはありません。むしろレースのカーテンに近いです。
購入した商品を使ってみると、ほんの少し透け感がありました。
もう少し分厚い商品もあればよいと思いましたが、重くなると動かしにくくなる欠点も出てきそうです。
ただ、物置にぶら下げる分には、モノが透けてみえるようなことはありませんでした。
自分で切れるカーテンは、いろいろな商品が売っています。
特徴や違い、選び方を下のリンクの記事でまとめています。
今回は、物置の開口部が約170cmだったため、ニトリの幅90cmの商品を購入しました。
最初2つ購入したのですが、カーテンのひだの長さを考慮しておらず2つでは幅がたりず、結局追加購入し、計3つで使っています。
これはきっと、カーテンあるあるの失敗ですね。ご注意ください。
ちょうど、開口部の真ん中に柱があったため、3枚でもまあいいかとなりました。
幅140cmのカーテンも売っていたので、これであれば2枚で足りました。
下の写真は、2枚つけて幅が足りてないときの状態です。
一度カーテンをつけてみて、そこで目印をつけてからハサミで切っていきます。
カーテン自体に薄い横線が入っているので、同じ位置で切りやすいのが良いところです。
注意事項として、横線の位置はカーテン個体で違うので、それぞれのカーテンで切る位置の目印をつけていく必要があります。
まとめ
通るたびに少しじゃまになって、ストレスを感じていた折れ戸がなくなりすっきりしました。
カーテンになったため、子供でも開け閉め簡単です。常にあいてる状態ですが・・・
でも鍋や焼き肉などの匂いがする料理のときは閉めれるので、そのときは役立ってます。
元々あったレールを使っているため、見た目もさっぱりしていますし、突っ張り棒のように落ちてくる心配もありません。
まずは折り戸を外すだけでも、快適になると思います。
欠点は、はずした扉の置き場所をとるというとこです。
残していても使いようがない気がしますしね。
わが家は、物置になってしまった部屋の隅に置きっぱなしです。
クローゼットや物置の扉など、折れ戸が同じように邪魔であれば、応用できると思います。
使用したカーテンは私はニトリで現物を見て買いましたが、楽天等のショップでハサミで切れるフリーカットカーテンとしていろいろな種類の取り扱いがあります。
突っ張り棒とカーテンフックの両方で使用できるものや、色や模様、透け具合をいろいろ選べます。
私はニトリで現物みて買ってしまったのですが、もう少しネットでいろいろ調べてから買ってもよかったなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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